骨粗鬆症による骨折の特徴の解説
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骨粗鬆症による骨折の特徴
骨粗鬆症による骨折の特徴
若い人ではまず考えられないような、たんすにぶつかった、つまずいてころんだ、などといったちょっとした原因で骨折がおきます。また、骨折する部位にも特徴があります。
背骨の骨折
背骨には軽度の「変形」から明らかな「骨折」まで、いろいろな段階の骨折がみられます。激しい痛みで動けなくなってしまうこともありますが、痛みのないこともありますし、慢性の痛みがみられる人もいます。
しかし、安静にして寝てばかりいると筋力が低下し、骨もさらに弱くなってしまう恐れがあります。通常コルセットで腰を固定し、座る・立つ・歩くという訓練が可能かどうか、主治医とよく相談するようにします。
手首の骨折
転んで手のひらをついたときなどにおきる骨折で、手術をしたり、手首から肘のあたりまでをギプスなどで2~4週間固定したりします。
腕の付け根の骨折
転んで肘などをついたときにおきる骨折で、肩のまわりをギプスなどで固定します。
太ももの付け根の骨折
太ももの骨(大たい骨)の上端が折れやすい理由は、この部分は転んだときに力がかかりやすいからです。高齢者では転んだ時にとっさに手をつけないため、膝をついたり、しりもちをついたりして、この部分が折れてしまうのです。
この部分の骨折は早く治して歩けるようにしなければ、寝たきりの原因になってしまうことが少なくありません、そのため治療には多くの場合手術を行います。手術後は早期からリハビリテーションを始めます。
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