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糖尿病の解説

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糖尿病

糖尿病

骨粗鬆症と言えばダイエットのやりすぎで骨がスカスカになって脆くなった人というイメージが強いですが、最近になって糖尿病も骨粗鬆症を起こす要因になっていることが分かってきました。しかも骨がスカスカになるわけでもなく、骨密度はそのままで骨は折れ易くなると言う従来の感覚から言うと大変おかしな状態で発症すると言うのです。糖尿病は様々な合併症を併発していきますが、骨であっても逃れることはできないと言うことで改めてその怖さを感じます。

糖尿病患者が骨折する割合は、通常の人に比べて1.38倍になっているという調査が有ります。しかし、骨を調べてみると糖尿病の人は肥満の場合が多く、普通よりも太く、密度も高い傾向にあることが分かり、高密度であるにもかかわらず脆いということが分かりました。これは何を意味しているかと言うと、骨の強度は骨密度だけに依存しているわけではないということです。では普通の人の骨と糖尿病の人の骨では密度以外の何が違うのでしょうか。

骨の中はある程度の柔軟性を持つコラーゲンの繊維による立体構造がびっしり入っています。以前はこの密度が低い場合に骨粗鬆症となったわけです。ここに糖尿病にしたラットによる研究報告が有ります。報告によるとこのラットの場合、コラーゲン繊維の密度は異常では有りませんが、コラーゲン自体が硬く柔軟性が無いことが分かりました。このため密度ばかり高く、外圧に対しては非常に弱い骨が形成されてしまっています。したがって一定以上の力をかけるとポキッと折れてしまうことになります。

この原因は高血糖のため血中にある糖分が骨の中に進入し、コラーゲンと結合する事によって、コラーゲンを硬く変化させるというメカニズムが働くためと言われています。したがって高血糖を放置していると骨折し易い体となり、重要な骨を骨折した場合、一生障害を負うことにもなりかねません。そのためにも早期に発見して治療を行って、血糖値を改善して行くことが大変重要になります。

このように骨粗鬆症は糖尿病の重大な合併症といえますが、最近の研究報告によると骨か歯のみでできるある蛋白質が作れないマウスは何故か糖尿病を発症するということが分かりました。ということは骨に異常が出ると糖尿病を発症する、つまり糖尿病のほうが合併症であるということになります。このあたりはまだ分からないことが多く今後の研究が待たれる所ですが、実は骨の異常も糖尿病と同等の怖さが潜んでいる可能性を示唆するものです。


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